Digital×北斎
小布施の「鳳凰図」の謎

Digital×北斎 小布施の「鳳凰図」の謎 | 
目次


はじめに

序 安村敏信(北斎館館長)

一、最晩年の北斎と「鳳凰図」
画業の果て、小布施にて筆を執る

北斎館について
荒井美礼(北斎館学芸員)

岩松院天井絵「鳳凰図」における制作の経緯と概要
――美術作品のデジタル化における希望と課題
荒井美礼(北斎館学芸員)

画狂老人卍
――北斎最晩年の暮らしと画業
日野原健司(太田記念美術館主席学芸員)

二、「鳳凰図」に挑む
高精細デジタル解析で、新たな魅力と謎を発見する

岩松院について

「Digital×北斎」プロジェクトによる岩松院本堂天井絵「鳳凰図」のデジタル化ならびにデジタルデータの活用について
国枝学(NTT ArtTechnology)

北斎「大鳳凰図」奇跡の創造
――高精細デジタル化で解き明かされた新事実
久保田巌(アルステクネ)

岩松院天井絵「鳳凰図」の制作工程の解析
――下絵と天井絵の図像比較
向井大祐(日本画家)

三、北斎と鴻山
江戸で出会い、小布施で交わる

髙井鴻山について

信州小布施の髙井鴻山と葛飾北斎
金田功子(髙井鴻山研究者)

四、北斎と小布施
「小さな町」が、アバンギャルドとしての北斎を発見する

小布施について

北斎が惹き寄せられた町、小布施
市村次夫(北斎館理事長)

岩松院に描かれた天井絵「鳳凰図」を後世に伝える
渡辺正己(曹洞宗梅洞山岩松院第30世住職)

資料編

北斎大鳳凰図
――北斎小布施諸遺作と髙井鴻山の功績
由良哲次(歴史哲学者、美術史家)

葛飾北斎年譜

おわりに

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