宮城県でのNTT東日本グループ×NHK交響楽団 音楽教育プログラム(2025年度)
背景と目的
2024年度より、NTT ArtTechnologyとNTT 東日本 は、N 響の協力のもと、中高生に向けた音楽教育プログラムを展開しています。生徒たちの音楽への興味や理解を深め、さらなる成長を促す音楽教育プログラムでの体験を通じて、音楽が育む地域循環型社会の創出をめざしています。2回目となる2025年度は、宮城県の高校2校の生徒を対象に、音楽教育プログラムを実施しました。
取り組み内容
宮城県の高校2校の生徒約60名を対象に、「リハーサル見学」「出張レッスン」「オンラインレビュー」の3つの取り組みから成る「音楽教育プログラム」を実施しました。知識や技術の習得に加え、N響メンバーの演奏に直接触れることで、音楽の持つ本質的な感動と喜びを実感いただきました。こうした学びを確かなものとし、生徒たちがさらなる成長をめざす原動力となりました。プログラムの最終的な目標は、生徒たちの豊かな感性を育み、音楽を通じて仲間との輪を広げ、その広がりが、活気のある地域社会の創出へと発展していくことめざしています。
⑴リハーサル見学
コンサートのリハーサルに生徒を招待し、N響の演奏を聴いていただきました。併せて、PSZ(Personalized Sound Zone)技術を搭載したオープンイヤー型イヤホンで、楽曲解説とN 響の演奏を同時に体験いただくとともに、マルチアングル配信で、普段は見られない奏者の表情や演奏の手元も鑑賞しました。リハーサル前には、解説を担当した指揮者・湯川紘惠氏とN響第1コンサートマスター・郷古廉氏からメッセージもいただき、音楽への向き合い方や舞台表現を学ぶ特別な時間となりました。




⑵出張レッスン
N響メンバーが学校を訪問し、生徒に演奏の指導を行いました。パートレッスン・合奏レッスンにて、プロの高度な演奏技術や音楽への心構えに触れるとともに、実践的な指導を通じて、演奏スキルを大きく向上させることができました。


⑶オンラインレビュー
生徒の練習成果に対し、N響メンバーが遠隔地からレビューを行いました。プロによる的確なフィードバックにより、自身の演奏スキルの向上を確信し、自信を深め、次への成長へとつなげていくことができました。


▼関連動画はこちらから
https://youtu.be/5A1iEChZ2FU?si=ObZo9sl0a8021iz1
実施概要
- 実施期間:2025年8月~11月
- 主催:NTT東日本
- 協力:NHK交響楽団
- 運営:NTT ArtTechnology
- 参加者:
- 宮城県富谷高等学校 弦楽合奏部部員
- 宮城県仙台第一高等学校 吹奏楽部部員
- 講師:
- N響 第 1 ヴァイオリン次席奏者 倉冨亮太
- N響 ヴィオラ首席代行奏者 中村翔太郎
- N響 チェロ奏者 市寛也
- N響 クラリネット首席奏者 伊藤圭
- N響 トランペット首席奏者 菊本和昭
- 解説者(リハーサル見学):指揮者 湯川紘惠
お客様の声
今回のプログラムを通して、皆で音を合わせる時のパートごとの役割や、全体でのコミュニケーションの大切さを実感しました。講師の方々の指導を受けて、部全体で音を出そうとする意識もぐっと高まったように感じます。(生徒)
生徒たちは、これまでプロの生演奏に触れる機会があまりありませんでしたが、リハーサル見学や出張レッスンでプロの演奏に触れたことで、部全体でめざす「音」の共有につながったと思います。(顧問の先生)