背景と目的

NTT東日本が文化芸術分野の事業化を検討する中、山梨県の公認事業で山梨県立博物館所蔵の「冨嶽三十六景」のデジタル化を行ったアルステクネ​との出会いがありました。これにより日本のみならず、海外からも評価の高い葛飾北斎作品のデジタル化を進めるとともに、文化財のデジタル化・​デジタル活用の意義を広くご理解いただくことを目的とした「Digital×北斎」プロジェクトが立ち上がりました。

山梨県立博物館所蔵 冨嶽三十六景の高精細デジタル化

山梨県立博物館所蔵「冨嶽三十六景」は、良好な品質と保存状態から新千円札や新パスポートの元絵のひとつとして選定されている日本有数のコレクションです。​2018年に山梨県の公認事業としてアルステクネが同社の特許技術「三次元質感画像処理技術(DTIP)」 を用いて高精細デジタル化を実施しました。​ 原作品が持つ微細な凹凸まで再現されており、 原作品と見分けるのが困難なほどだと高い評価を受けています。
なお、本取り組みは、山梨県の公認事業として株式会社アルステクネが実施したもので、NTT東日本は本件には関与しておりません。

デジタル化模様
山梨県立博物館所蔵「冨嶽三十六景」高精細複製画 展示模様
(「Digital×北斎【急章】その1」展にて展示)

山梨県立博物館

「山梨の人と自然の関わり」をメインテーマとして、2005年に開館した歴史博物館。富士山や南アルプス連峰などを望む豊かな自然に囲まれた館内には、宇宙から​ 撮影した山梨の写真の上を歩くことのできる展示、縄文時代の音を再現した展示、江戸時代の人々の暮らしを400体のフィギュアで再現したジオラマ展示など、​ 山梨の歴史・文化の特徴が分かりやすく紹介されています。また、武田信玄や富士山など山梨に関わる所蔵資料は約27万点におよび、この中には葛飾北斎の​ 「冨嶽三十六景」、歌川広重の「不二三十六景」「冨士三十六景」など、世界に誇る浮世絵コレクションが含まれています。

山梨県立博物館:http://www.museum.pref.yamanashi.jp/

山梨県立博物館

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